11月20日と21日の二日連続で豊田市にて映画『時の絲ぐるま』を上映いたしました。 満員御礼以上にたくさん足をお運びいただき感謝ばかりです。 「・・・牛にしても、豚にしても、人間のために肉を作ろうと思って生きているわけではない」 映画『時の絲ぐるま』より
世界遺産の那智山青岸渡寺に魚霊供養塔があるように、全国には蚕霊供養塔、そして様々な命の供養塔があります。私たち人間の生活の営みのために捧げてくれたあらゆる命を弔い、感謝してきた日本人の優しさがありました。
『いただきます。』
と、手を合わせる心もその一つ。 無駄なくいただくことも、また弔いの一つ。
ただただその一つを私たちみんなが今一度思い出すだけで、地球温暖化や様々な課題の解決の糸口に繋がります。 数々の伝統や文化、ものづくりの原点が全てその心にあり、連綿と続いてきた真心があります。 それを一人でも多くの人に伝えたくて、今日も、そしてこれからも、映画『時の絲ぐるま』を上映していきます。
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